KANTO ROSAI HOSPITAL

独立行政法人労働者健康安全機構
関東労災病院さま
(神奈川県川崎市)

独立行政法人労働者健康安全機構 関東労災病院 さま

救急・急性期・高度先進医療からリハビリテーションまで幅広い医療を提供する関東労災病院。地域がん診療連携拠点病院や災害拠点病院としての役割も担いながら、「患者中心の最善の医療」を地域住民に提供している。

サービス内容 CGS(コージェネレーションシステム)、空調設備、給湯設備、蒸気設備
サービス開始時期 2017年3月

課題

  • ・エネルギー関連設備の経年劣化
  • ・エネルギーコストの削減
  • ・災害拠点病院として重要なエネルギー関連設備の安定運用

サービス採用のメリット

  • ・初期投資なしで最新の省エネ設備を構築
  • ・エネルギー使用状況のデータ分析に基づいたエネルギーマネジメントにより光熱水費を削減
  • ・万が一の設備トラブルや災害時にも安定してエネルギーを供給するためのシステムを構築
  • ・24時間遠隔監視による万全のサポート体制を実現

お客さまの声

日経ヘルスケア掲載(2018年6月)

「地域のランドマーク病院」のエネルギー面をKenesが支える

関東労災病院
佐藤 譲 院長

 関東労災病院はより良い医療を提供するべく、設備面の改善にも力を入れてきた。開院以来増改築を繰り返し、現在は33診療科・病床数610床を有しているが、エネルギー設備に関しては建設後16年を経過しており、更新時期を迎えていた。そこで、民間の資金・ノウハウを活用し、省エネルギー化やコスト削減を図る提案を募集。その中で最も優れていたのが、Kenesのユーティリティサービス®だ。災害拠点病院として最も重要なエネルギーの安定供給に加え、初期投資ゼロでデータ分析に基づいたエネルギーマネジメントや効率的な運用支援を受けられることが決め手になったという。

 Kenesはライフサイクルコストの最小化を追求したシステムを構成。CGS(コージェネレーションシステム)の排熱を有効活用するとともに、電気熱源とガス熱源を組み合わせたベストミックスにより電力デマンドの抑制とエネルギーコスト変動への柔軟な対応を実現し、光熱水費を削減した。さらに、万一の機器トラブルや非常災害時にも安定して冷温水・蒸気を供給可能なシステムを構成し、24時間365日の遠隔監視によるサポート体制も整えた。実負荷に応じた効率的な熱源運転が行われ、大規模病院におけるエネルギーマネジメントで豊富な実績を持つKenesならではの強みが生かされている。

 関東労災病院の佐藤 譲 院長はこう語る。

 「災害拠点病院として、万一の災害時にも安定した医療の提供が求められる中で、Kenesのサポート体制があるのは非常に心強いことです。2017年4月にⅠ期工事が終了し、現在まで一部で運用を開始しておりますが、コスト削減の効果が見え始めました。さらなる改善提案はもとより、医療を支える生命線とも言えるエネルギー設備の安定的な運用を管理していただけることを期待します。当院は創立60周年を迎えましたが、今後は高度急性期および急性期病院としての活動に加え、高齢者の医療ニーズにもより応えていきたいと考えています」

 社会に貢献し続ける「地域のランドマーク病院」を、Kenesはエネルギーの面から支えていく。

信頼性と経済性を兼ね備えた熱源システムを構築
より安全で安心な医療環境づくりを目指して

 神奈川県川崎市における労働災害による被災労働者対策と地域医療の充実を目的として、労働省(当時)が1954年に開設した関東労災病院。元々労災病院は労働災害や職業病への対応に重きを置いてきた医療機関だが、時代の要請とともに勤労者の健康と職業生活を守る「勤労者医療」の役割も担うようになっていく。関東労災病院は救急・急性期・高度先進医療からリハビリテーションまで幅広い医療を地域住民に提供するとともに、労災病院として「勤労者のための医療」を支え、その使命を果たしてきた。がん疾患に対する専門的な医療機関である地域がん診療連携拠点病院として位置付けられており、政策病院としての機能を強化するべく「勤労者リハビリテーションセンター」や「働く女性メディカルセンター」等の専門センターも設置。また、災害拠点病院として迅速かつ的確に重症者を収容できるように訓練を重ねながら、DMAT(災害派遣医療チーム)の派遣体制を整備している。

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