NOE HOSPITAL

社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会
野江病院さま
(大阪府大阪市)

社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会 野江病院さま

1946年に城東診療所として開設されて以来、長年にわたり地域住民の健康を守り続けてきた大阪府済生会野江病院。2011年の新築移転を経て、現在は病床数400床、高度急性期・急性期機能を有する病院として、大阪府がん診療拠点病院や地域医療支援病院、基幹型臨床研修病院などの多くの指定を受け、より地域に密着した医療を展開している。

サービス内容 受変電、空調熱源、給湯熱源、クリーン蒸気、非常用発電機、直流電源サービス
サービス開始時期 2011年3月

課題

  • ・新築移転に伴う初期投資費用の削減
  • ・エネルギー関連設備の増加に伴う使用電力量の抑制
  • ・エネルギー関連設備を効率的かつ安定的に運用するためのトータルサポート

サービス採用のメリット

  • ・初期投資なしで最新の省エネ設備を構築
  • ・最適なエネルギーシステムの構築とBEMSを活用した運用改善による光熱水費の削減
  • ・24時間遠隔監視のほか設備の最適な運転と保守管理により、経営資源を本業に集中可能に

お客さまの声

日経ヘルスケア掲載(2021年1月)

医療機器が増加したにもかかわらず契約電力の減少を実現

野江病院 事務部長 松山 信幸氏
省エネデータ(契約電力の推移)

 Kenesは設備更新に伴う使用電力量の増加を抑えるため、ガスも効果的に活用した最適なエネルギーシステムを提案。サービス導入以降、BEMSによるデータ分析を基にした機器性能の検証・評価も行い、野江病院 施設保全課との毎月の定例会議を通して、運用実態に沿った改善を積み重ねてきた。また、病院内においても新築移転を機に省エネ対策委員会が設置され、職員全体が省エネ推進に取り組んでいる。その結果、医療機器が増加したにもかかわらず、移転当初は1,700kWだった契約電力が1,350kWにまで減少(図参照)。野江病院とKenesの双方における弛まぬ努力が実を結んだのだ。野江病院 事務部長 松山信幸氏(取材当時)はこう語る。
 「当院では、移転当初と比べて病院全体の光熱水費が約15%も下がりました。エネルギーコストの削減という面においてKenesの貢献は大きく、当院の期待に十分に応えてくれています。サービス導入から10年目を迎えますが、従来の遠隔監視や機器の予防保全に加え、今後は新規設備の提案にも期待しています。Kenesという『任せられるパートナー』がいるおかげで、安心して病院経営に取り組めることは非常にありがたいですね。」
 地域の中核病院として、医師会や周辺の医療機関とも緊密に連携しながら、安心・安全な医療を提供する野江病院。これからも「不可欠な存在」として地域に貢献し続けるその歩みを、Kenesはエネルギーの面から支えていく。

新築移転に伴うコスト・運用面の課題を解決
データ分析に基づいてさらなる省エネを推進

 全国に100の病院・診療所と295の福祉施設等を有する社会福祉法人恩賜財団済生会。そのグループ病院である大阪府済生会野江病院は、1946年に城東診療所(大阪市城東区)として開設されて以来、長年にわたり地域住民の健康を守り続けてきた。現在は病床数400床、高度急性期・急性期機能を有する病院として、より地域に密着した医療を展開している。大阪府がん診療拠点病院や地域医療支援病院、基幹型臨床研修病院などの多くの指定を受けており、特に救急搬送件数は年間約6,000件、100床あたりの受け入れ件数では大阪府下でトップクラスの実績を誇る。そんな野江病院の大きな節目になったのが、2011年の新築移転だ。旧病院と比べて建物が約1.8倍の広さになり、医療機器の新規購入・更新が不可欠だったことに加え、医療機能のさらなる充実に向けてMRIやCTといった高額医療機器の増強も検討。多額の資金が必要となる中で、イニシャルコストを抑えたい。その切実なニーズに応えたのが、Kenesのユーティリティサービス®だった。初期投資不要で最新の高効率機器を導入できることが採用の決め手になったという。

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