FUJIMOTO FOODS HIROSHIMA FACTORY

藤本食品株式会社
広島工場さま
(広島県三原市)

藤本食品株式会社 広島工場 さま

弁当から惣菜、麺類、カットサラダ、調理パン、業務用キット商品まで幅広い商品の製造販売を約8,000店舗に対して行う藤本食品。外食事業としてカフェテリアチェーン「めし処いも膳」を和歌山県に5店舗、大阪府に9店舗展開している。

サービス内容 LPG(液化石油ガス)サテライト、小型貫流ボイラ、LPGの供給
サービス開始時期 2017年1月

課題

  • ・ボイラーの老朽化に伴うエネルギー効率の低下
  • ・燃料費の削減

サービス採用のメリット

  • ・A重油からLPG(液化石油ガス)への燃料転換によりエネルギー効率が向上
  • ・細やかなエネルギー運用の改善提案により燃料費と光熱水費を削減

補助金

先進対策の効率的実施によるCO2排出量大幅削減事業(ASSET事業)

お客さまの声

Wedge掲載(2018年10月)

大島工場での実績に基づき、広島工場でもサービスを導入

 大量生産を行うことからボイラーの稼働率が高い食品工場において、燃料費の増加は商品価格にも影響するため重要な課題だ。A重油を使用する一部の工場で、燃料費削減や社会貢献としてCO2削減の必要性を感じていた藤本食品は、Kenesに相談を持ちかける。そこからKenesによる種々の提案を経て、2014年に大島工場(兵庫県小野市)でLNG(液化天然ガス)への燃料転換が行われ、成果を挙げた。この実績が認められ、次に着手したのが広島工場(広島県三原市)だ。広島工場は燃料費削減に加え、ボイラーの老朽化も懸念事項だったが、初期投資ゼロで最新の省エネ設備に更新できるユーティリティサービス®が課題解決へと導く。LPG(液化石油ガス)への燃料転換を図るとともに、充実した設備と細やかな改善提案でエネルギー効率も向上。燃料費と光熱水費の削減を実現し、環境省の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(平成28年度)」にも採択された。専務取締役の永井紀行氏はこう語る。

 「燃料調達から設備のメンテナンス・トラブル対応までKenesに一括して任せられるので、本業に集中できるようになりました。補助金申請では、複雑な手続きを専門家の見地から全面的にサポートしてくれました。Kenesには各分野のプロフェッショナルがいるため、エネルギーのことに限らず幅広い情報を得られ、何でも相談できる信頼感がありますね。食に携わる当社が何よりも大切にしているのは、商品の『品質』です。そのためにもエネルギーコストの削減に努め、より多くの資金をさらなる品質の向上に充てることで、お客様の喜びにつなげたいと考えています。」

 経営理念の一つとして「食の安全・安心への貢献」を掲げ、食品事業の7工場で「ISO9001」も取得している藤本食品。全てにおいて一切妥協を許さないその姿勢が、高品質で魅力的な商品を提供するための礎になっている。これからも食の安全・安心を届けるために尽力する藤本食品を、Kenesはエネルギーの面から支えていく。

燃料転換と最新の省エネ設備への更新により2工場でコスト削減。
商品のさらなる品質向上を目指し、食の安全・安心を届ける

 1973年に和歌山県で創業し、玉子焼きの製造から始まり、現在では弁当から惣菜、麺類、カットサラダ、調理パン、業務用キット商品まで幅広い商品を取り扱う藤本食品。約8,000店舗に対して製造販売を行っており、近年は高齢化や女性の社会進出を踏まえ、惣菜や麺、カット野菜の簡便化商品を開発するなど、時代のニーズに応える取り組みにも力を入れてきた。また、外食事業としてカフェテリアチェーン「めし処いも膳」を和歌山県に5店舗、大阪府に9店舗展開している。食品事業とのシナジー効果を生かしたメニューを取り揃え、誰もが気軽に楽しめる大衆食堂として長年にわたり愛されている。

 多様な商品を提供する藤本食品の製造拠点となるのが、近畿、中四国のほか、2018年4月に中部エリアで稼働した岐阜工場を加えた国内全8工場だ。各工場では機械化による生産効率の向上とともに、衛生管理・品質管理の改善・向上に日々取り組んでいる。

お問い合わせ

サービスに関するお問い合わせや、資料請求はこちら

サイトからのお問い合わせ

入力フォームはこちら

受付時間
09:00~17:30(土日祝除く)