OHNO MEMORIAL HOSPITAL
社会医療法人寿楽会
大野記念病院さま
(大阪府大阪市)
大阪市に位置し、2014年に開院90周年を迎えた歴史ある病院で、ホスピタル・コミュニケーション(医療を通じた人々との心のふれあい)を経営理念としている。特に肝臓病医療で優れた実績を残し、保存期から透析までの一貫した治療に重点を置くなど力を入れている。
ESCOサービス区分 | シェアードセイビングス | |
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内容 | 空調設備の更新 (ガス吸収式冷温水機→空冷ヒートポンプチラー) 給湯設備の更新(ガス焚ボイラ → 電気式給湯機) 照明設備の更新(従来型蛍光灯→HFインバータ方式) 厨房設備の更新(ガス式→電気式) |
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サービス開始時期 | 2010年6月 |
課題
- ・エネルギー関連設備の更新にかかる費用の削減
- ・エネルギー関連設備の老朽化によるエネルギー消費量の増加
サービス採用のメリット
- ・初期投資なしで最新の省エネ設備を構築
- ・ESCOサービスの採用による、光熱水費とCO2排出量の削減量の保証
実績(光熱水費・CO2排出量の推移)


補助金
住宅・建築物省CO2先導事業
お客さまの声
日経ヘルスケア掲載(2015年10月)
光熱水費・CO2排出量を削減し、設備の利便性も向上

サービス開始後は、ほぼ目標通りに光熱水費が削減され、CO2排出量にいたっては改修前と比べて年間で50%の削減を実現。また、従来は毎年徐々に修繕工事を行うため、費用が嵩むとともに、長期間にわたり設備が使用できないこともあったが、一括改修により工事・メンテナンス費用や工事による影響も最小限に抑えることができたという。大野記念病院理事長の大野良興氏はこう語る。
「一括改修は大きな決断でしたが、あらかじめ省エネ効果が保証されているので安心感がありました。職員だけではなく、患者様からも設備の利便性が向上したと喜びの声をいただいております。当院はホスピタル・コミュニケーション(医療を通じた人々との心のふれあい)を経営理念としており、その実現の一翼を担う改修になったと感じています。Kenesは同じ目標に向かってフランクにお付き合いできる会社。当院と同じような悩みを抱えている病院も多いので、他の病院へもこうしたサービスを普及してもらいたいと思います」
Kenesをエネルギー面のパートナーに迎え、来るべき創立100周年に向けて大きく舵を切った大野記念病院。Kenesは、大野記念病院における設備の最適運用に努めるとともに、他の病院にもユーティリティサービス®を普及していくことで、病院業界の省エネ・省CO2にも尽力していく。
初期投資なくして「病院の省エネ・省CO2化」と
「高品質な医療環境の整備」を両立
あらゆる業界で省エネが叫ばれているが、病院業界も例外ではない。第一次医療法改正により医療計画制度が導入される以前の昭和50年代に多くの病院施設が建設された。そのような病院の多くは建設後30年以上が経過し、設備の老朽化でエネルギー消費が増大するなど、設備の改修時期を迎えている。しかし、設備の改修には多額の費用を要するため、思い切った改修に踏み出しにくいのが現状だ。大阪市にある大野記念病院もそのひとつだった。2014年、90周年を迎えた歴史ある病院で、特に腎臓病治療については優れた実績を残し、保存期から透析に至る一貫した治療に重点を置くなど、力を入れている。大野記念病院では、省エネにより削減した経費を高品質な医療環境の整備に充て、ひいては地球環境にも貢献したいとの思いから、省エネ・省CO2化が喫緊の課題となっていた。
そんな時、Kenesからオール電化によって空調や照明等の機器を省エネ機器に一括改修する提案を受ける。通常のユーティリティサービス®にESCO方式を付加した提案だ。一般的にオール電化は初期費用が高くなりがちだが、ユーティリティサービス®であればKenesが初期費用を調達し負担、大野記念病院はサービス料金を毎年支払うだけなので、一時に多額の資金を投入しないで済む。
また、ESCO方式を付加すれば、サービス料金が光熱水費の削減分で賄われることに加え、メリット保証もつく。さらには、Kenesが提案する先進的な省エネ機器を導入することで、国土交通省が公募する『住宅・建築物省CO2先導事業』の補助金を獲得することができ、省エネ改修費用を大幅に低減できるため、毎年のサービス料金が下がり、メリットが更に増す。資金面がネックになっていた大野記念病院にとって、採用を決意する大きな決め手になった。
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